こんばんは。トイの読書感想文ブログへようこそ。
先日CHANGさんのブログに対する感想を書きまして、
感想を書くっていうのは、書くことで自分の頭の中が整理できますし、
自分が重要だったと思うことをまとめておくことで、
あとで読み返した時に要点だけ拾うことができ、
非常に有意義だと思ったので、これからもたまにやろうと思いました。
頑張って書いて本人にも喜んでもらえたら嬉しいですしね。
と思った矢先、その2日後にバトクロの優勝インタビューが掲載されました。
前編が載った時に、これは絶対に記事に書かなくてはと思い、
後編を待ち望んでいたのですが、後編も目からウロコの内容でした。
まだ読んでない方は今すぐ読んでください。
確実に強くなるためのヒントになります。
http://battlexroad.com/bxr2017/bxr2017_interview_01.html
http://battlexroad.com/bxr2017/bxr2017_interview_02.html
さて、読んだ感想としては、
「強いプレイヤー」に必要な2つの要素が書いてあると思いました。
先に書いてしまうと、
・数多く練習をすること
・環境を正しく把握していること
おそらくこの二つです。
まず、前半のみれさんのインタビューの最初の段落で、
「チームメンバーを決める要素」に関して、
一番に「継続的に練習できること」を挙げています。
これが最初の衝撃ではなかったでしょうか。
強い方にとっては当たり前なのかもしれませんが、
僕にとっては衝撃でした。
強いプレイヤーの方々がどのくらい練習しているのか、
考えたこともありませんでしたが、(考えたことありますか?)
「兄弟だから、放っておいても家で練習し合ってくれる」
という一文からわかる通り、毎日くらいのペースで練習ができること
を想定しているんだということがこれを読んではじめてわかりました。
バトクロはちょうどXYシリーズからSMシリーズへの移行を間に挟みました。
SMシリーズが発売してから大きな大会は無く、
本番が始まるという日程になっていましたので、
当然環境を動かすであろうSMシリーズのカードは、
ほぼ自分たちで研究しなくてはいけないという状況でした。
SMシリーズから出た新たなデッキ、
そして既存のデッキに新たに入れられるであろう新カードを
全て想定した状態で本選に臨まれたんだということがわかります。
余談ですが、僕はバトクロではLCQ側のジャッジでしたので
本選はほとんど見ることができませんでしたが、
みれさんとししゃもさんの決勝のみ見ることができました。
ししゃもさんのボルケニオンが先行1ターン目でかなり展開を進めていたので、
正直、みれさんのジュナイパーは厳しいと思って見てました。
その返しのターンでみれさんがジュナイパーGXとラフレシアを立てて
ターンを返す美しい動きをして感動したのですが、
(そのあと、みれさんの構築を知ってスタッフ一同がどよめいた)
それでもまだ勝てるとは思っていませんでした。
というか、本当に最後の最後までししゃもさん側の引くカードがかみ合っていたら逆転されてもおかしくないくらいの相性だったように見えましたが、
見事、ししゃもさんに有効打を打たせることなく、みれさんが勝利しました。
対戦終了後にみれさんが
「ボルケニオンへの勝ち方はこれしかない」
とおっしゃっていたのが非常に印象に残っています。
おそらく対戦するであろうすべてのデッキに対する、
勝ちパターンを持っていたんだろうと思います。
本選に出るような強い人なら当たり前のことかもしれませんが、
まず頭の中でパターンを用意して、それを実戦で試してみる。
そしてその結果から思考を修正する。
ということが強くなるためには不可欠なのだとわかりました。
二つ目の環境を正しく把握していることという点ですが、
インタビューの次の段落で、
「飛び抜けて強いジュナイパーGX」という文面がありますが、
ジュナイパーGXを見て「環境の中で飛び抜けて強い」とまで
断言できた方がどれだけいたでしょうか。
しかし、僕がバトクロ当日のLCQ側のジャッジをさせていただいて、
1日中皆さんのデッキを観察した感想も全く同じでした。
ジュナイパーがでかくて速いしロックしてくるから、それと同じくらい早くてなおかつ火力あるデッキじゃないときついね。みたいな。
(この点はインタビュー掲載前にブログで書いたらみれさんご本人にお墨付きをいただきました。マンモスうれしいです。)
僕のわかったというのは、100人くらいのサンプルを見てわかったということなので、(それでも自分成長したなと思う)
たぶん僕と同じものを見れば同じ感想を持つ方は多いでしょう。
しかしそれを大会が始まる前に、大会を見たかのように完璧に予測しているのが本当にすごいです。
予言者か、と思いますが文面を読む限り、
実際にデッキを作って対戦して考察しての繰り返しだったのだと思います。
ここでも、練習ができることの強みが発揮されていますね。
とはいえ、みれさんのように限られた情報から解答を導くことは難しいと思いますので、
最初は今回の僕のようにたくさんのサンプルを見て、
自分で情報を整理して納得することができることを目指せばいいのかなと思います。
そのためには、たくさんの人と対戦したり情報交換をすることが不可欠だと思います。
それができるようになれば、カードのテキストを見て、
「これは環境に影響を及ぼす」とかわかるようになる…んだと思います。
僕はまだわかんないので、わかんないとしか言えないのですが。
…つまるところ、
優勝の理由を一言でいうなら「たくさん練習したから」だったということです。
天才的な閃きで誰も見たことのないカードを使って優勝したわけではなく、
みんなが知っているカードを、1枚増やしたり1枚減らしたりして、
負ける確率を1%ずつ減らしていった結果だったのだと思います。
デッキレシピを見ても、頭の中で思いつく範疇を超えていると感じましたので、
おそらく試行錯誤の結果、あのレシピにたどり着いたということだったのだと思います。
たくさん練習したら誰でもバトクロで優勝できるわけではないですが、
練習をしなかったら少なくとも優勝はできないということです。
本当に参考になることばかりのインタビュー記事でした。
これを日本中の強くなりたいポケカプレイヤーが読むことができるという点で、
あらためてバトクロは意義のある大会だったなと思います。
良ければ僕の感想記事も併せて、
何をすべきかわからないプレイヤーの皆様に、
「こちら強くなる近道」という看板を立てることはできませんが、
「ここを直進10000km先、優勝」という看板になれれば幸いです。
先日CHANGさんのブログに対する感想を書きまして、
感想を書くっていうのは、書くことで自分の頭の中が整理できますし、
自分が重要だったと思うことをまとめておくことで、
あとで読み返した時に要点だけ拾うことができ、
非常に有意義だと思ったので、これからもたまにやろうと思いました。
頑張って書いて本人にも喜んでもらえたら嬉しいですしね。
と思った矢先、その2日後にバトクロの優勝インタビューが掲載されました。
前編が載った時に、これは絶対に記事に書かなくてはと思い、
後編を待ち望んでいたのですが、後編も目からウロコの内容でした。
まだ読んでない方は今すぐ読んでください。
確実に強くなるためのヒントになります。
http://battlexroad.com/bxr2017/bxr2017_interview_01.html
http://battlexroad.com/bxr2017/bxr2017_interview_02.html
さて、読んだ感想としては、
「強いプレイヤー」に必要な2つの要素が書いてあると思いました。
先に書いてしまうと、
・数多く練習をすること
・環境を正しく把握していること
おそらくこの二つです。
まず、前半のみれさんのインタビューの最初の段落で、
「チームメンバーを決める要素」に関して、
一番に「継続的に練習できること」を挙げています。
これが最初の衝撃ではなかったでしょうか。
強い方にとっては当たり前なのかもしれませんが、
僕にとっては衝撃でした。
強いプレイヤーの方々がどのくらい練習しているのか、
考えたこともありませんでしたが、(考えたことありますか?)
「兄弟だから、放っておいても家で練習し合ってくれる」
という一文からわかる通り、毎日くらいのペースで練習ができること
を想定しているんだということがこれを読んではじめてわかりました。
バトクロはちょうどXYシリーズからSMシリーズへの移行を間に挟みました。
SMシリーズが発売してから大きな大会は無く、
本番が始まるという日程になっていましたので、
当然環境を動かすであろうSMシリーズのカードは、
ほぼ自分たちで研究しなくてはいけないという状況でした。
SMシリーズから出た新たなデッキ、
そして既存のデッキに新たに入れられるであろう新カードを
全て想定した状態で本選に臨まれたんだということがわかります。
余談ですが、僕はバトクロではLCQ側のジャッジでしたので
本選はほとんど見ることができませんでしたが、
みれさんとししゃもさんの決勝のみ見ることができました。
ししゃもさんのボルケニオンが先行1ターン目でかなり展開を進めていたので、
正直、みれさんのジュナイパーは厳しいと思って見てました。
その返しのターンでみれさんがジュナイパーGXとラフレシアを立てて
ターンを返す美しい動きをして感動したのですが、
(そのあと、みれさんの構築を知ってスタッフ一同がどよめいた)
それでもまだ勝てるとは思っていませんでした。
というか、本当に最後の最後までししゃもさん側の引くカードがかみ合っていたら逆転されてもおかしくないくらいの相性だったように見えましたが、
見事、ししゃもさんに有効打を打たせることなく、みれさんが勝利しました。
対戦終了後にみれさんが
「ボルケニオンへの勝ち方はこれしかない」
とおっしゃっていたのが非常に印象に残っています。
おそらく対戦するであろうすべてのデッキに対する、
勝ちパターンを持っていたんだろうと思います。
本選に出るような強い人なら当たり前のことかもしれませんが、
まず頭の中でパターンを用意して、それを実戦で試してみる。
そしてその結果から思考を修正する。
ということが強くなるためには不可欠なのだとわかりました。
二つ目の環境を正しく把握していることという点ですが、
インタビューの次の段落で、
「飛び抜けて強いジュナイパーGX」という文面がありますが、
ジュナイパーGXを見て「環境の中で飛び抜けて強い」とまで
断言できた方がどれだけいたでしょうか。
しかし、僕がバトクロ当日のLCQ側のジャッジをさせていただいて、
1日中皆さんのデッキを観察した感想も全く同じでした。
ジュナイパーがでかくて速いしロックしてくるから、それと同じくらい早くてなおかつ火力あるデッキじゃないときついね。みたいな。
(この点はインタビュー掲載前にブログで書いたらみれさんご本人にお墨付きをいただきました。マンモスうれしいです。)
僕のわかったというのは、100人くらいのサンプルを見てわかったということなので、(それでも自分成長したなと思う)
たぶん僕と同じものを見れば同じ感想を持つ方は多いでしょう。
しかしそれを大会が始まる前に、大会を見たかのように完璧に予測しているのが本当にすごいです。
予言者か、と思いますが文面を読む限り、
実際にデッキを作って対戦して考察しての繰り返しだったのだと思います。
ここでも、練習ができることの強みが発揮されていますね。
とはいえ、みれさんのように限られた情報から解答を導くことは難しいと思いますので、
最初は今回の僕のようにたくさんのサンプルを見て、
自分で情報を整理して納得することができることを目指せばいいのかなと思います。
そのためには、たくさんの人と対戦したり情報交換をすることが不可欠だと思います。
それができるようになれば、カードのテキストを見て、
「これは環境に影響を及ぼす」とかわかるようになる…んだと思います。
僕はまだわかんないので、わかんないとしか言えないのですが。
…つまるところ、
優勝の理由を一言でいうなら「たくさん練習したから」だったということです。
天才的な閃きで誰も見たことのないカードを使って優勝したわけではなく、
みんなが知っているカードを、1枚増やしたり1枚減らしたりして、
負ける確率を1%ずつ減らしていった結果だったのだと思います。
デッキレシピを見ても、頭の中で思いつく範疇を超えていると感じましたので、
おそらく試行錯誤の結果、あのレシピにたどり着いたということだったのだと思います。
たくさん練習したら誰でもバトクロで優勝できるわけではないですが、
練習をしなかったら少なくとも優勝はできないということです。
本当に参考になることばかりのインタビュー記事でした。
これを日本中の強くなりたいポケカプレイヤーが読むことができるという点で、
あらためてバトクロは意義のある大会だったなと思います。
良ければ僕の感想記事も併せて、
何をすべきかわからないプレイヤーの皆様に、
「こちら強くなる近道」という看板を立てることはできませんが、
「ここを直進10000km先、優勝」という看板になれれば幸いです。
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