アローラ!!

今日からアニメサン&ムーンシリーズが始まり、
明日、ついにゲームのポケットモンスターサン&ムーンが発売されます。

もう、ワクワクして、居ても立っても居られないですよね!!

そんなサン&ムーンで、最初にもらえる3匹にちなんだデッキの紹介です。

最初にもらえる3匹といえば、

『知的なフクロウ』・『やんちゃな黒猫』・『球で遊んでるやつ』の3匹です。

まあ、皆さんこの辺はとっくに御存知だとは思いますがね笑



そう、
ホーホー ・ ニューラ ・ タマゲタケですね。





・・・





・・・





* ゚・*:.。.:*・゜+ d(*´∀`)b うそです +.:*・゜゚・*:. *






というわけで、冗談はさておき、
1か月前の記事で紹介したのですが、
母校法政大学の多摩キャンパスに遊びに行ったときに使った、

「ヨルノズクマニューラタマゲタケ」というデッキの、
レシピと、解説の記事を書くのを忘れていたので書きます。

使用に至る経緯や、コンセプトなどは下記の記事もお読みください。

http://toipokeca.diarynote.jp/201610152241483858/



とにかく、強調したいのは、
このデッキはポケカ史上いまだかつてなく、

視覚的にアクロバットな動きを楽しめるデッキです。


というのも、まず

スカイフィールド+タマゲタケ+シェイミEXにより、
瞬く間にベンチにポケモンが並び、

そこに対して限界まで貼った道具を、
ワザを使う前に一気に剝がすというエクスタシー

そして、ワザを使うときに、溜まった手札を全て公開。

まあここまでなら白レックや、レインボーロードでも
同じような二次元の広がりをお楽しみいただくことができますが、

そこに加えて、
モンスターボールでコインを投げ続けるという3次元の広がり

まさに縦横無尽に広がるアクロバット。
芳醇なマリアージュです。(言いたかっただけ)



皆さんも大きな大会のあとで、
ポケカサンムーンの発売まで、遊べるデッキを一つ、
持っておきたいと思った頃でしょう。

アローラ地方でバカンスを楽しむサトシのように、
しばらくは勝ち負けとかは置いといて、
ポケモンカードそのものを楽しみたい。
自分のターンにカードをいっぱい動かして遊びたい
どうせやるなら周りのひとがびっくりするようなデッキを使いたい

そんなことを考えている方に、
まさにうってつけのデッキです。

このデッキを使っていると、

「モンスターボール1回目」「モンスターボール2回目」「モンスターボール3回目」「タマゲタケ持ってきてたまあそび使います」「モンスターボール4回目」「モンスターボール5回目」「モンスターボール6回目」「タマゲタケ持ってきてたまあそび使います」「モンスターボール7回目」「モンスターボール8回目」「モンスターボール9回目」

とか、

「ひっぺがす」「ひっぺがす」「ひっぺがす」「ひっぺがす」「ひっぺがす」「ひっぺがす」「ひっぺがす」「ひっぺがす」「スカイハイでグッズ合計10枚。200ダメージです」

とかいうセリフを
笑いたいのをグッと堪えながら真顔でいうことができて、

気が付いたら周りでプレイしている人も注目していたりして
それはもう楽しいです。

しかも今なら

「フクロウとクロネコと球のやつです~~」
なんつったりすることもできます。
これは言わなくてもいいです。

そういう、おふざけ的な要素の他にも、
相手の手札のグッズの枚数という珍しい要素が関与するデッキなので、
相手の行動を予測して、自分の行動を選択することができたり、
ブラックジャックで本気出すときみたいに、
相手のデッキに入っているグッズの枚数を予測し、
相手の手札のグッズの枚数を推測して、こちらの手札を調整するなど

突き詰めていくとかなり高度な計算をすることになるので、
真面目に使えば使うほど強くなるデッキという、隠れた側面もあります。

ということで、デッキレシピの紹介です。

<デッキレシピ>

・ポケモン ・・・18

ホーホー 4
ヨルノズク 4
ヨルノズクBREAK 1
ニューラ 2
マニューラ 2
タマゲタケ 3
シェイミEX 2

・エネルギー 4

無色2個エネルギー 4

・サポーター 10

プラターヌ博士 3
N 3
フラダリ 1
センパイとコウハイ 1
サイキッカーの心得 1
カスミのやる気 1

・グッズ(ポケモンのどうぐ以外) 16 

モンスターボール 4
レベルボール 2
ハイパーボール 2
バトルサーチャー 4
バトルコンプレッサー 2
スペシャルチャージ 1
すごいつりざお 1

・グッズ(ポケモンのどうぐ) 9

かるいし 2
ラッキーメット 3
かたいおまもり 2
ちからのハチマキ 2

・スタジアム 3

スカイフィールド 3


以下個別解説

・ヨルノズク

このデッキのメイン。
テキスト確認され率がほぼ100%。

最初3-3で運用していたが、相手を倒すことのできるポケモンがヨルノズクしか存在しないという
重大な事実に気が付き、4にした。
相手を倒せるポケモンが多いほうがポケモンカードは有利(当たり前)。

あと、ホーホーがブルブルパンチみたいなことができることは
あまりにも知られていない。

・ヨルノズクBREAK

BREAKのワザはエネルギーの関係上あんまり打たないのだが、
HPを大きくするためと、自分の場と手札のグッズが枯れ果てて
本当にどうしようもなくなったときのため。

・マニューラ

ヨルノズクの相方であり、このデッキのアクロバット担当①

マニューラ可愛いよね。マニューラ。
ひっぺがす入り構築は一度やるとハマります。
また、このデッキでは、どれだけ場のカードにグッズを貼って
ワザを使うかを悩みますが、
前のターンに得た相手の手札の情報などから
どれだけひっぺがすべきなのかを推測するのが楽しいです。

※例えば、相手にとっては、手札のグッズの枚数を減らしたいはずなので
 
・ハイパーボールを使ってグッズを切らなかった
 →おそらく手札のグッズは1枚もなさそうだ。とか。

・こちらの場のポケモンにどうぐがついているか確認した
 →びっくりメガホンを持っていそうだ。とか。

・トラッシュを確認して何かを探して、苦い顔をした。
 →スペシャルチャージを使いたかったのかな。とか。

・タマゲタケ

ヨルノズクのもう一人の相方であり、このデッキのアクロバット担当②

コンプレッサー→タマゲタケ→タマゲタケとかやってると
平気で10回以上モンスターボールを使うことになる。

たまあそびを使った後は全く役に立たないので
よくラッキーメットをかぶされた状態でバトル場に駆り出されることが多い。

HPが40しかなく、大体の攻撃で気絶してくれるので、
メットによる2ドロー+センパイとコウハイで切り返すのが楽しい。

・シェイミEX

説明不要だが、
打点調整のためにハチマキスカイリターンをして
メットタマゲタケを前に出す動きを結構やる。

・プラターヌ博士

グッズはトラッシュから回収しづらいカードなので、
あまり打ちたくないカードなのだが、
やはりデッキを削らないのも弱いので泣く泣く打つことが多い。

・N

相手が一生懸命手札のグッズをつかったあと、
Nで流しつつ新たなグッズを引かせることでどや顔できるカード。

・サイキッカーの心得

「相手の手札を見る」→「自分の手札の不要カードを捨ててその分ドロー」
という、このデッキのために作られたようなカードである。

たしかにこのカードを一番活かせるのはこのデッキ何だろうと思うが、
そこまで必要かと言われるとそうでもない。

あんまり強くないなーと思って使っているが、使うと相手が、
「なるほどね」みたいな反応をするのが楽しくてついつい使ってしまう。

・カスミのやる気

手札に潤沢にグッズがあるので、プラターヌやNを使いたくないときなどに
非常に強いカード。
ドロー枚数が必要な時でも、
このデッキはシェイミにアクセスできるカードが多いので、
比較的使い勝手がいい。

・モンスターボール

決意の4積み
タマゲタケで拾ってこれるのは3枚だが、
普通に使っても、「好きなポケモンを持ってこられる」という最強カード。

グッズ宣言は周りに聞かせたくて気持ち大きめの声をだしちゃう。

最大で15回モンスターボールを投げた。

・レベルボール・ハイパーボール

ポケモンのほとんどがレベルボールで持ってこられるのだが、
ハイパーは手札の不要カードを切ってシェイミをもって来るのが強い。

・バトルコンプレッサー

「コンプレッサー使います。」
モンスターボールと、モンスターボールと、モンスターボールを落とします
と言うと、

「は?!?!?!?!」みたいな反応をする人と
「あーなるほどね」みたいな反応をする人に分かれる。

後者の人も実際にモンスターボールを15回くらい投げると
笑うしかない、みたいな顔をするのが楽しい。

・ラッキーメット

はじめて使ったのだが、最強のどうぐだと思った。
もっといろんなデッキに入ってもいい。
ワザを使わずに終わるターンは、できるだけ前のやつにかぶせたい。




・戦績など

以下は法政の多摩祭での結果です。

1回戦 vs法政の人 オンバーンオクタン まけ

相手がヨルノズクでワンパンをとれる相手のほうが戦いやすいので、
エコロケーションが決まらなければいけるかな、と思ったのですが、
「ばくおんぱ」を2回されるだけでこちらの場が半壊。

スカイハイもあと1枚足りなかったりして、負け。

2回戦 vs法政の人 M黒サナ まけ

なんか勝てる気がしなかったんですが。
こちらはディスペアーレイで全員ワンパンだし、
スカイハイでも打点が足りずにまんたんで回復されるし、
全然いいところなく、負け

ちょっと法政の人、ガチデッキ使いすぎじゃないですか!!!

と思ったけど冷静に考えたらそこまでガチでもなかったか。

・まとめ

メインのヨルノズクとはじめ、サイキッカーの心得や、ラッキーメットなど、
普段使われることのないカードが多く、
相手の方が非常に面白がってくれるのが楽しいです。

心の中で「何やってんだこいつ」と思いながらも、
「面白いデッキですね^^」と言ってくださる心の広い方々のおかげで、
私は息をすることができています。

本当にありがとうございます。

戦績としては、当然負け越しなのですが、
まったく勝てないというわけでもなく、
面白デッキにしてはそこそこ勝てるな。くらいの評価です。

何より、「相手の手札」という、普段得ることのできない情報を扱うことができるので、
突き詰めて考えていけばかなり戦えるようになると思います。

また、レシピに関してもまだ手探りの状態なので、
もっと良いレシピを作れる方もいると思います。

身もふたもないことを言うと、
たぶんヨルノズクを真面目に使うなら、
タマゲタケ要素を抜いてオクタンでも入れたほうが
不確定要素が少なくなって使いやすいと思います。



・最後に

こんなにコインを投げまくるデッキをつくったのに、
教室の机を斜めに設計した某H大学多摩キャンパス設計者の方(しかも狭い)は、
教室の机が学生の健全たるポケモンカードに利用されることを
もう少し考えて、次回以降の教室設計に活かして下さい。
 以 上 。

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