11/6(日)「カントークラシック」参加者受付チュウ!
すでに何名かの方から参加申し込みはいただいております。
会場のキャパの都合上、定員がございますので参加申し込みはお早めに!!
公式ホームページか、このDNの10/17の記事をご覧ください。
http://toipokeca.diarynote.jp/201610171831444679/







11月のジムバトルのプロモが発表されました。

ほとんどが再録テキストのイラスト替えですが、
新規カードのギラティナが話題となっています。



ギラティナ HP 130

特性 ひかりをのみこむ

このポケモンがいるかぎり、おたがいのBREAK進化ポケモンの特性はなくなる(引き継いだ特性も含む)

超超無無 シャドークロー 110
相手の手札を1枚トラッシュ



ワザはちょっと重すぎるので注目すべきは特性ですね。
たねポケモンかつ、ベンチでも発動する特性のため、出すだけでBREAK進化ポケモンの特性を消すことができるという点が強力です。



■狙い

皆さんの意見を見てる限り、「強すぎ」とか「環境壊れる」といった意見も見受けられますが、

僕は逆で、
今のオーロット環境こそが壊れている環境なので、
その環境を正す、良いカードだと思います。

というのも、
XYシリーズが終わり、SMシリーズが始まると、
ゲームの人口が増えるため、当然カードの人口も増えることになるでしょう。

そうなったときに、新しいカードを持ってジムバトルに行ったら、
よく知ってるポケモンや伝説のポケモンに負けるならまだしも、

オーロットとかいうゲームでも全然見かけないポケモンにロックされ、
毎ターンドローゴーで負けてしまった。

これでは流石にポケモンカードをまたやりたい気持ちにはならないと思います。

※前も書きましたが念のため言うと、僕は全部のポケモンに愛情を注いでいるので、
オーロットというポケモンが嫌いなわけではないですし、
ゲームでもカードでも使ってます。
ですが、一般的な知名度や人気を考えると…という意味です。




カードゲーム経験が長い方にとっては、
初心者が来て何もできずに負けるのなんて当たり前だと思われるかもしれませんが、
制作側はそうは思わなかったのでしょう。
カードばかりか、ポケモンそのものを嫌いになられてしまっては、
もっと大きな損失になってしまいますので。


オーロットだけに限定して話している理由は、
他のデッキでは相手が初心者だったら展開を遅らせたりと、
手加減ができますが、(それが良いのかは賛否両論あると思いますが)

オーロットは、特に単体構築のような場合、
立っているだけでロックしてしまいますので、
その加減ができないと思ったからです。
殴らないとかエネ破壊しないとかはありますが、
相手が不快感を感じる1番の原因のロックは止められないので。



そのようなデッキがトップというのは、
流石にこのタイミングではよろしくないことだと思いますし、
それに対して、本当に対策になっているかはあとで書きますが、
「この前までは強かったけどもう対策カードがでたから大丈夫」
と言えるカードを出したのは、正しい判断だと思います。

ワザはたぶん使うことはないと書きましたが、
ワザのダメージが110なのも、オーロットを絶対に許さないという気概が感じられて好きです。
1エネで、相手が超のBREAK進化ならきぜつさせる、とかでも良かったです。




■直接的な影響範囲

では、実際にどう影響するのでしょうか。
「特性持ちBREAK全員お通夜」みたいに言われてるのも見ましたが、
流石にそれは言い過ぎです。
たぶんヒガナちゃんに煽られると思います。

肝心のオーロットに対しては、
たぶんそこまで刺さらない…。と思います。

理由としては、

①オーロットの特性はBREAK進化前なので、BREAK進化しなくてもロックが始まるから

②BREAK進化して、2回くらいサイレントフィアーできれば残りはBREAK進化しなくても割と戦えるから

③次元の谷ではなくサイレントラボ型にしても、そこまでデッキパワーが落ちなそうだから

④ギラティナを呼ぶためのハイパーボールがロック下で使えないから(最重要課題)


という4つの理由により、オーロットの強さはそこまで変わらないと言えると思います。

実際にオーロットと戦った方はわかると思いますが、
ロックされている状況でギラティナを持ってこれる手札になっていることがどれだけあるでしょうか。
トロバ君が熱い視線をこっちに送ってきていますが、無視します。


ということで、
一次的被害を1番被るのはゲッコウガかメレシーになると思いますが、
オーロットに刺さらない上、他のデッキのサイレントラボ搭載率も上がるので、

思ったよりギラティナが刺さらず、
次第にギラティナを見なくなるということになりそうなので、
BREAK進化ポケモンの被害としては、
最初は被害を受けるものの、SM環境が進むにつれ
少なくなっていくと読んでいます。


■間接的な影響範囲

BREAK進化ポケモンの被害は上記の通り、次第に減っていくと思われますが、
その過程で、BREAK進化ポケモン入りのデッキにサイレントラボが搭載されることが増えるというのが、
間接的ですが大きな影響かなと思います。

サイレントラボは現在ほとんどのデッキに採用されているシェイミを止めることができるため、
どのデッキに採用しても無駄になりづらく、
多くのデッキで候補になるカードです。

ゲッコウガデッキも少し前あたりから、
うねりの大海型からサイレントラボ型が流行してきたように、

現在のBREAK進化入りのデッキに、
ギラティナ対策としてお試しでサイレントラボを入れたら思いの外強かった、みたいな現象が各デッキで起こり、

シェイミ、フーパ、ボルケニオン、ミュウ、カイリューなどが甚大な被害を受ける、ということになると読んでいます。


となると、シェイミやフーパが減ることで
SM環境ではデッキの展開力が下がり、
少しゆっくりとした環境になるのかな…。
流石にそこまでは読めません。


風が吹けば桶屋が儲かる、ではありませんが、
直接の影響範囲以外も正確に考察できると、おそらく大会などでも結果が出せるようになるのかなと思います。
なので、この考察が全然外れて赤っ恥をかかないことを祈ります。


(エネエネライコウのライコウとシェイミを抜いてサンダーを入れて、カントークラシックに出よう!!シェイミ無し環境の練習にもなるぞ!!)


僕はとりあえず、オクタンが安かったら買おうかなと思ってます。

コメント

Kureha
2016年11月1日20:09

 ポケモンカードXYが登場した比較的初期の頃に、どなたかが「今回は【できない】ことで環境を整えていくのかもしれない」といった旨のことを述べられていたような記憶があり、このギラティナもまごうことなく【できない】さん(笑)の1まいだと思っています。
 ただ、ポケモンカードの歴史上(大仰な表現でスイマセン)、強いカードに対してそれを封じるカードというのはいくつも登場しているので、今回の件もその1つであるといえなくはないです。
 このやり方(対策カードを出す)は好き嫌い分かれるかもしれませんが、私としては「禁止カードにされるよりはこちらの方がいい」と思っているので、出たなら出たなりに「どうしようかなぁ」と悩みたいと思います(^-^)

トイ
2016年11月1日21:33

Kurehaさん
貴重なご意見ありがとうございます。
たしかに、できることを増やすだけでは環境が混沌としてしまうので、
【できない】ことで整えていくという考えは納得しました。

ポケカに限らずどのカードでもずっと同じカードが強かったらカードが売れないし面白くもないので、強いカードに対策が出るのはむしろ当たり前と捉えて、
それを楽しめるようにしたいですね。、

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