“ポケモンGO”はポケカにとっての追い風か、向かい風か。
2016年7月15日 ポケモンカードゲーム世界的に大流行しているポケモンGOですが、もうすぐ日本上陸のようですね。
普段ポケモンの話をしないような友達や、会社の人、また今日は取引先の人とのミーティングでも話題に上がっているあたり、
もはや他の「社会現象」の中でも頭一つ抜け出た「現象」となりつつあります。
いまひとつ苦しんでいた任天堂の時価総額が8000億になりGREEを何回倒しただとか、イスラエル大統領が遊んでいるとか、
これら全て、ポケモンというコンテンツのポテンシャルがなければ成しえなかったことであり、そういう意味では1人のユーザーでしかないですが、ポケモンをずっと好きで、ポケモンのポテンシャルはすごいと語っていた自分としては鼻が高い思いです。
これで、自分がポケモンの社員であるならさらに鼻が高すぎて首が折れそうになっていると思うので、そういう意味で悔しさみたいなものはありますがそれはまた別の話。
ポケモンGOが配信された後、ポケモンカードの世界はどうなるのでしょうか。
ネガティヴな捉え方をすると、今までポケモンカードをやっていたライトユーザーはおそらく一度ポケモンカードから離れてしまうでしょう。
ジムバトルに閑古鳥が鳴いて寂しくなっちゃったな、なんて状態も散見されるかもしれません。
僕も絶対にガチでプレイするとは思いますし。
それを見て、「ポケモンGOなんか要らなかった」と嘆くのが我々のあるべき姿でしょうか。違うでしょう。(べき論ではないですが)
この現象は毎回新シリーズが発売された時にも起こったであろう現象であり、(逆に、ポケモンカード遊ぶなら本編を一度は通しでプレイしてほしいと思う。)
これはあくまで、「ポケモンの世界」の中で人口が移動しただけの問題です。
それよりも、今まで「ポケモン」に対して全く興味のなかった人が社会で「ポケモン」のことを話題にし、
今までゲームをしなかった人がとりあえずダウンロードしてポケモンを捕まえている。ということを僕はポジティブに捉えてみます。
いや、これだけ世界的にブームになっているということは、今まで全く興味がなかったとは言えないでしょう。
おそらくポケモンに対してみんなポジティブな印象は持っていた。しかし取っ掛かりがなかった。ゲームをする行為はハードルが高かった。
そこに、スマホという媒体による任天堂の技術と、株ポケのコツコツ培ってきたブランド力、プロモーション力が合わさり、ようやく、こんなにも多くの人にポケモンを届けることができた。
そうして、ハードルが限りなく低くなったことで今までポケモンに触れなかった人が、ポケモンの世界に入ってきてくれた。
我々はこれを特大の、エアロブラスト並みの追い風と捉えなくてはいけないと思います。
ポケモンGOで遊ぶ→ポケモンの可愛さ、かっこよさを再確認する→ゲームやカードもやってみようかなとなる
こんな風にうまいこといくケースは極稀だと思います。ポケモンGOでピカチュウと出会えるくらいのレアケース(今日取引先との打ち合わせで出たワード)
だと思いますが、こういうケースがあった場合、今のポケモンカード界はそういうユーザーを繋ぎ止める術を持っていません。
今まで子供時代以来カードも触っていないようなライトライトライトユーザーに対して、
そのままジムバトルに来させるなんて論外ですし、オーガナイザーイベントも現状そのようなユーザーの受け皿とはなっていません。(自分がまだ何もやっていないくせに偉そうですみません。)
正直、ユーザーがこんなに一丸となってコンテンツを守ろうとしているケースはなかなかないと思います。そういう意味ではポケカユーザーの、
ポケカに対する「思い」みたいなものは本当に強いなと日々実感しているのですが、
このような外の世界から押し寄せてくる大きな風に対してはおそらく誰も想定していませんでした。
このままでは、特大の追い風だったはずがただのつむじ風となって、一度ポケモンの世界に入ってきたユーザーが気づけばみんなポケモンの話もしなくなる…それは悲しいです。僕は。
とはいったものの、正直今の所具体的なアイデアはなく、どうすればいいのかわかりませんが、(1オーガナイザーレベルで何かできるのか…)
そこら辺を考えていきたいと思いますし、なんとなくみなさんにもそういう視点を持って頂ければな、と思い、思いつきで記事を書いてしまいました。
つづきます
普段ポケモンの話をしないような友達や、会社の人、また今日は取引先の人とのミーティングでも話題に上がっているあたり、
もはや他の「社会現象」の中でも頭一つ抜け出た「現象」となりつつあります。
いまひとつ苦しんでいた任天堂の時価総額が8000億になりGREEを何回倒しただとか、イスラエル大統領が遊んでいるとか、
これら全て、ポケモンというコンテンツのポテンシャルがなければ成しえなかったことであり、そういう意味では1人のユーザーでしかないですが、ポケモンをずっと好きで、ポケモンのポテンシャルはすごいと語っていた自分としては鼻が高い思いです。
これで、自分がポケモンの社員であるならさらに鼻が高すぎて首が折れそうになっていると思うので、そういう意味で悔しさみたいなものはありますがそれはまた別の話。
ポケモンGOが配信された後、ポケモンカードの世界はどうなるのでしょうか。
ネガティヴな捉え方をすると、今までポケモンカードをやっていたライトユーザーはおそらく一度ポケモンカードから離れてしまうでしょう。
ジムバトルに閑古鳥が鳴いて寂しくなっちゃったな、なんて状態も散見されるかもしれません。
僕も絶対にガチでプレイするとは思いますし。
それを見て、「ポケモンGOなんか要らなかった」と嘆くのが我々のあるべき姿でしょうか。違うでしょう。(べき論ではないですが)
この現象は毎回新シリーズが発売された時にも起こったであろう現象であり、(逆に、ポケモンカード遊ぶなら本編を一度は通しでプレイしてほしいと思う。)
これはあくまで、「ポケモンの世界」の中で人口が移動しただけの問題です。
それよりも、今まで「ポケモン」に対して全く興味のなかった人が社会で「ポケモン」のことを話題にし、
今までゲームをしなかった人がとりあえずダウンロードしてポケモンを捕まえている。ということを僕はポジティブに捉えてみます。
いや、これだけ世界的にブームになっているということは、今まで全く興味がなかったとは言えないでしょう。
おそらくポケモンに対してみんなポジティブな印象は持っていた。しかし取っ掛かりがなかった。ゲームをする行為はハードルが高かった。
そこに、スマホという媒体による任天堂の技術と、株ポケのコツコツ培ってきたブランド力、プロモーション力が合わさり、ようやく、こんなにも多くの人にポケモンを届けることができた。
そうして、ハードルが限りなく低くなったことで今までポケモンに触れなかった人が、ポケモンの世界に入ってきてくれた。
我々はこれを特大の、エアロブラスト並みの追い風と捉えなくてはいけないと思います。
ポケモンGOで遊ぶ→ポケモンの可愛さ、かっこよさを再確認する→ゲームやカードもやってみようかなとなる
こんな風にうまいこといくケースは極稀だと思います。ポケモンGOでピカチュウと出会えるくらいのレアケース(今日取引先との打ち合わせで出たワード)
だと思いますが、こういうケースがあった場合、今のポケモンカード界はそういうユーザーを繋ぎ止める術を持っていません。
今まで子供時代以来カードも触っていないようなライトライトライトユーザーに対して、
そのままジムバトルに来させるなんて論外ですし、オーガナイザーイベントも現状そのようなユーザーの受け皿とはなっていません。(自分がまだ何もやっていないくせに偉そうですみません。)
正直、ユーザーがこんなに一丸となってコンテンツを守ろうとしているケースはなかなかないと思います。そういう意味ではポケカユーザーの、
ポケカに対する「思い」みたいなものは本当に強いなと日々実感しているのですが、
このような外の世界から押し寄せてくる大きな風に対してはおそらく誰も想定していませんでした。
このままでは、特大の追い風だったはずがただのつむじ風となって、一度ポケモンの世界に入ってきたユーザーが気づけばみんなポケモンの話もしなくなる…それは悲しいです。僕は。
とはいったものの、正直今の所具体的なアイデアはなく、どうすればいいのかわかりませんが、(1オーガナイザーレベルで何かできるのか…)
そこら辺を考えていきたいと思いますし、なんとなくみなさんにもそういう視点を持って頂ければな、と思い、思いつきで記事を書いてしまいました。
つづきます
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