ninjaの方がある日突然なりきりピン芸人みたいなことをしながらカエルの七変化を見せていた裏で密かに行われていたカウントダウン。

最初は意味がわからなかったが(誤字かと思った)この発表への布石だったとは。

ジムバトルでお会いして以来、他のプレイヤーとは一線を画すカリスマ性があるなぁと思っていて、もっとイベントとか活動してほしいのにとか密かに思っていたところ、こんな企画を温めていたんですね。
きたないさすがニンジャきたない。

というわけで、まだ公式と特設サイトを見ていない方はリンク先に飛んで、全文を舐め回すように読んだあと、伸びた舌をマフラーのように首に巻いてからこの記事を読んでください。

僕は仕事中に見つけてから仕事どころじゃなくなりました。



公式サイトによる告知

http://www.pokemon-card.com/event/organized-events/bxr2016/

バトルクロスロード公式サイト

http://battlexroad.com




はい、
このイベントに対して思うことは大きく二つ。



まず、試合形式が巧妙すぎると感じました。

チーム戦という発想自体は公式でもありますし、思いつく方は多いのかなと思います。

ポケカは人と人とをつなげる素晴らしいツールですが、対戦相手として相対した場合、多くは一回のコンタクトで終わってしまいますが、
チームで何戦か行うとなれば初対面の人と組んでも終わることにはもう友達でしょう。

でもこれが予選からチーム戦なのであれば、最初から見知った人と出るか、となりますが、その前に個人戦が存在するため、なかなか狙ったチームで本戦に出ることは難しい。

個人戦の枠にもよると思いますが、誰でも本戦に出られるわけではない以上、本戦出場権を持ちながら、チームが集まらないという人が続出。
その結果、おそらくSNSなどで、チームメンバー募集の内容が殺到することでしょう。

ホームページで、「最強を決める」と言っているのも巧い。
逆に言えばどんなに個人戦で無敗の強さを持っていてもチームメンバーを集められなければ最強にはなれないということ。

つまり、このルールを通じて、ポケカの中にあったローカル性を崩し、コミュニケーション力みたいなものも強さに含まれるというように強さが再定義されたことになります。

「多くの人と話そう」とか「趣味の輪を広げよう」とかどんなにブログやFacebook上で表現するよりも、このルールで半公式的に大規模な大会を開くということの意義は大きいでしょう、

もはや公式を超えたかもしれないと言えるくらいのルール設定だと感じます。





もう一つは、公式の対応の話。
ゲームでは少し前から「実況者」を公式のイベントにも参戦させるという試みはありましたが、
今回はカードでも、イベントオーガナイザーが、1プレイヤーの枠組みを超えての初のイベント主催となりました。

どのような経緯があったかは存じ上げませんが、ポケモンカードの公式はかねてからユーザーの意見を取り入れることには説教的に活動されており、

今回のイベントはまさに、公式だとかユーザーだとかは関係ない、ポケモンカードを愛する気持ちのある者なら誰でも協力し、この業界を盛り上げていきたいんだという意思が感じられます。

これはおそらく、他のカードゲームの運営ではなかなかできないことで、自分たちのサービスの確立と、ユーザーとの信頼関係があってこそ成立することだと思っており、ポケモンカードの運営の器の広さを感じております。

同時に、能力と情熱、提案力があれば、誰でも公式的な活動を行うことができるということの証明でもあり、
我々オーガナイザーにとってもイベントを主催するモチベーションになっています。





なんだか固い記事になってしまいましたが、わたくしトイは全力でこの大会を盛り上げるために尽力させていただく覚悟であります。

この記事を読んだ皆様も、ポケモンカードの未来のために、と言っては大袈裟かもしれませんが、新たな仲間との出会いを求めて、参加してみてはいかがでしょうか。



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